事件


2013年11月4日
今日は散々だった。
昼頃に呼び鈴が鳴ったので出てみるとポストマンが立っていた。
俺に何か郵便かなと思ったけど何も渡してこない。
ほとんどヒンディー語で何を喋ってるのかもよく聞き取れないまま彼は行ってしまった。
その後ちょっと考え、もしかしたら玄関に表札がないから名前が確認できなかったのかなと思い玄関前を見てみることに。
見るとやはり表札がない。これか。でも他の家にもないなー。
何が問題だったんだろう。
Googleさんにでも聞いてみよう。
そう思って部屋に戻ろうとした時。
もう遅かった。
あ!!
ドアが開かない。
俺が住んでいる家は二重のオートロック。
鍵は部屋の中。
やってしまった。
玄関前を確認するだけのつもりだったので鍵どころか携帯も財布も持ってない。
現在14時過ぎ。クソ暑い。
とにかく助けを求めようということでセキュリティのおじさんに事情を説明。
オーナーに電話をしてもらい鍵を開けに来てもらうことに。
よかったー。
ただ外出しているので17時くらいになるかもとの事。
3時間くらいか。まあ何とかなるだろ。余裕余裕。
ふと見るとマラリアに注意という張り紙。
半そでハーパンでおもいきり部屋着。
やべえ。隙だらけだ。
ちょっとそこらへんを散歩でもしようと思って歩き出す。
35℃の猛暑。風も吹いてない。
水も買えない現状の中、歩いたら死ぬなと一瞬で悟る。
さてどうしようか。
とにかく家の周辺にいるしかない。
見るとセキュリティのおじさんが手招きしてる。
一緒に喋ろうぜと。いい人だ。
彼はパンジャムさん。
その優しさから俺は勝手にジャムおじさんと呼んでいる。
彼といろいろな話をしながら時間を過ごす。
他にも運転手や近所の子供たちが集まってきて、彼らとも仲良くなれた。
近所にいっぱい知り合いが出来た。
それでも3時間は長く、時間を余しているとジャムおじさんが俺について来いと言う。
ついて行くと腹減ってるだろと言って屋台でインド風たこ焼きのようなものと紅茶を奢ってくれた。
なんて親切な人なんだ。
今度必ずお返しをしなければ。
そうこうしているうちに17時に。
よかった、帰れる。
その時、もう一人のセキュリティのおじさんの携帯が鳴る。
オーナーだ。
思ったより遠くに外出してしまったので到着は20時になるとの知らせ。
20時!
マジでか。
自分が悪いとはいえ3時間待ったところにさらに3時間待てというのは酷だ。
あの時の自分を悔やむ。
まあもう待つしかない。
ジャムおじさんも帰ってしまった。
すでに10箇所以上蚊に刺されている。
もういくらでも刺すがいいさ。
日も落ちて涼しくなったので一旦散歩に。
とはいえ知らない土地で遠くまで手ぶらで行くのは無理。
40分ほどで切り上げる。
戻って今度は近所の子供たちと遊ぶ。
見るとケンケンパをやっていた。
これって世界中にあるんだと感動しながら遊んでいるうちに日も暮れて真っ暗に。
今度は何やら子供たちの親が集まりだした。
みな花火を持っている。
そうだ。Diwaliか。
今はお祭り期間中で夜になると大人も子供も花火で遊ぶのだ。
お父さん達が一緒にやろうぜと言って大量の花火をくれた。
みんなの優しさに感動。ジュースまで買ってきてくれた。
みんなで爆竹鳴らしまくって、手持ち花火や打ち上げ花火でひとしきり遊んだ。
さっきよりもたくさん近所の知り合いが増えて仲良くなれた。
花火終了とともにオーナーも到着。
無事部屋に入れた。
不幸な一日だったけど結果的に近所の人たちとも打ち解けられた。
いい一日だったな。
因みにポストマンはただの寄付集めだったらしい。
同じ間違いをしないようにドアに注意書きを貼った。


“事件” への1件のコメント

  1. SECRET: 0
    PASS: c0dfde3e830d7116c059640936fd58ac
    ・・・と吠えた翌日に、花火でインド人とコミュニケーションとってるし!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください