そうだ海に行こう


2014年8月18日
午後からの予定が急になくなった。

せっかく着替えたことだし、このまま海まで出てみよう。
ということでメトロに乗って西側の終点Versovaまで。
家最寄り駅から10分程の場所だが来るのは初めて。

天気も悪くない。
降水確率0%だったので傘は置いてきた。

Versova駅から海までは歩いて10分かからない距離。
雨季で人もまばらかと思いきや、海が近づくと人で賑やかになった。

着いたのはVersovaビーチ。
海が見えた瞬間、脳内にサザンが流れはじめた。
が、すぐに止まった。

きったない。。
ゴミがいっぱいで臭いもすごい。
泳げる感じは一切しない。
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2kmほど南に行けばJuhuビーチという観光地としても有名なビーチがある。
そこまで浜辺沿いに歩いてみる事に。

右を見ればアラビア海。
下を見ればゴミ。
左を見ればスラム。
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突然そのスラムからおじいさんが出てきて波打ち際に座り込んだ。
パンツは履いていない。力んでいる。嫌な予感がする。

…やっぱり した。
そのまま海にお尻を洗いに行き、海を眺めるおじいさん。
哀愁の漂う背中、その後ろに落し物。
アラビア海に何を思うのか。

よく見たら浜辺のいたるところに落し物が落ちている。
ここは浜辺だが、大きな水洗トイレでもあるらしい。
それからは もう下だけを見て歩く。

地雷原を抜け、Juhuエリアに近づくと突然 行き止まり。
川が海に流れ込んでいるが橋がなく渡れない。
黒く濁ってよく見えないが、川は腰より深そうだ。

迷っていると近くに渡り舟を発見。
舟といっても浮き輪とベニヤ板で作った頼りない筏。
おじさんがRs.10で対岸まで渡してくれるらしい。昔話みたいだ。
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結構な緊張感のなか 川を渡り、Juhuエリアへ。
川を渡るとゴミの量が減り、人が増えてきた。

インドの浜辺は歩いてるだけでも楽しい。
水着になる人は ほとんどいないし、
泳ぐ人もほとんどいないが、皆それぞれ海を楽しんでいる。

クリケットやカバディをする人。
砂浜を歩く人。砂浜に立ってる人。何にもしてない人。
大半の人は何してるかわからないが とにかく楽しそう。

いろんな商売も見かける。
記念写真を撮ってくれる人、食べ物を売る人、
砂で彫刻を作る人、刺青を彫る人。いろいろだ。
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Juhuビーチに着くと賑わいは最高潮。
16時を過ぎても浜辺は人だらけ。
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独特な雰囲気だ。
水着が一人もいない。みんな立ったまま。
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海の楽しみ方は国によって様々なんだな。
なんか その日はよく寝れた。

 

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